それは 大人のふりをした 子どもで、
子どものふりをした 大人であった。 それが 子どものとき、 それは 大人のまねをして せのびした。 それが 大人のとき、 それは 子どものまねをして ねむった。 それが 子どもであって 大人でもあったとき、 それは ねむりながら せのびして わらいながら なき、 なきながら わらった。 息をはいて 息をすい、 音をだして 音をきき、 それは ひたすらに 楽しんだ。
by 9-seasons
| 2012-07-08 01:30
| 詩、おはなし
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